オルカトレーニングラボ

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トレーニングの教科書

#6.0 Training Peaks の使い方 ( TIPZ編 )

2021.8.23

Training Peaks の実用的な使い方について説明していきます。

数あるデータの中から何を見れば良いか悩む方も多いと思いますが、指導者目線から、まず以下の3つを必ず確認する癖をつけることをオススメしています。

✔︎ Performance Management Chart ( PMC )
✔︎ Power Profile ( PP )
✔︎ Time In Power Zones ( TIPZ )

こちらの記事では、Time In Power Zones ( 以降 TIPZ )について説明します。

 

 Time In Power Zones とは?

TIPZとは、一定期間内に動いた各パワーゾーンごとの積算運動時間を表しています。

スクリーンショット-2019-12-11-19.01.36

左からZ1からZ6までの積算運動時間を表しています。

✔︎ Z1 … FTP 55%以下 ( Recovery )
✔︎ Z2 … FTP 56ー75% ( Endurane )
✔︎ Z3 … FTP 76ー90% ( Tempo )
✔︎ Z4 … FTP 91ー105% ( LT )
✔︎ Z5 … FTP 106-120% ( Vo2max )
✔︎ Z6 … FTP 121- 150% ( Anaerobic )

 

説明に”一定期間”と表しているのは、こちらは自身で期間を設定できるので、画像のように、右上のアイコンから”現在から4週間の間”や”過去◯月◯日から△月△日の間”と細かく設定することができます。

スクリーンショット-2019-12-11-19.42.30

個人的には、何もなければ過去28日間(Last 28days)を選んでいますが、FTP計測や各種MMP測定などのフィットネスデータを採取した場合、トレーニングが適切に行えていたがどうかを確認する場合は過去42-56日間(6-8週間)のTIPZがどれぐらいの割合で行えていたのかを確認します。

 

また、類似したものでTime In Power Zones by Weekという1週間ごとのTIPZ早見表のようなものがあります。※以下、画像参照

スクリーンショット-2019-12-11-19.50.20

6層に分かれていますが、一番下からZ1,Z2…Z6と続いています。

 

こちらの使用方法として、各週事の領域に”大きなズレがないか”を確認するように使用します。例えば、上記の画像で言うと、一番左と左から3番目の帯グラフが、だいたい同じような形をしていますよね。このように、各週間ごとにトレーニングが実施できていたかどうかを簡単に確認することができます。

 

自身のトレーニングが適切に遂行できているかどうか、TIPZを使用して随時確認してみましょう。

 

TIPZの理想的な割合

トレーニングの指導をしている上で”TIPZの割合は、どれくらいが理想ですか?“と聞かれることがあります。個人的には” Z1-Z3 : Z4-Z6までの割合が 7:3~ 8:2 “というのが理想であると考えております。これには”Porlized Training“という方法に対する考察があるわけですが、こちらに関しては別の記事にして書きたいと考えております。

 

それはさておき、Z4からZ6内の割合に関しては、自身のパワープロフィールを参考に、振り分けてトレーニングを組んでみるといいのではないでしょうか。

 

パワートレーニングを実施する場合は、バランスよく取り組んでいきましょう。